【商品紹介】
1880年前後に作られた英国製(Tho's W Howard社)の鎖引き懐中時計です。
俗にフュジー(FUSEE フュージー)と呼ばれる仕様の一品で、
ゼンマイの力を均等化し歯車に伝えるために使用される装置が付いています。
機械の作り上、通常の機械式時計より分厚さがあり、鍵巻きも逆回転で回す仕様です。
直径41mmとFUSEEの中では最小レベルのサイズで、このサイズ自体が最大のウリかもしれません。
(FUSEEは大きすぎるという方もこのサイズは驚きだと思います。)
文字盤はポーセリン製。
銘が無い仕様で、時刻は人気の高いローマ数字表記。
特徴的なのが分刻の帯状の仕様ですね。
多くの時計を見てきましたが、かなり珍しい仕様で高級感がありますね。
黒色で統一され余計な物が無いシンプルな文字盤が上品で、製造年代の古さを感じさせてくれます。
黒と白のコントラストが際立つ綺麗な作りです。
経年・使用による使用感、汚れも少なく、32秒58秒辺りにとても薄いヘアーラインがありますが、
通常使いでは気が付かないレベルです。チップもありません。
FUSEE物は製造年代が古く、数も少ないため、これだけ綺麗な文字盤の品は珍しいです。
あとちょっとした事ですが、針の作りが素晴らしいですね。
この針は換えがききません。大事にお楽しみ頂ければ幸いです。
時刻あわせは鍵巻き。
中央四角部分に付属の鍵で巻いてください。
初心者でも円滑に時刻設定、ゼンマイ巻き(ケース裏穴から)ができると思います。
ケースは銀無垢製ハンターケース。
刻印が鮮明に残る、前述の通り分厚さがある作りのケースです。
内蓋も綺麗な状態で残っていますね。
現代のシルバーと違い、大変見栄えのする銀無垢ケースです。
経年・使用による使用感、擦り傷はありますが、開け締めに問題はありません。
(どのハンターケースの品にも言えるのですが、
ケース表面を開ける際は必ず左手をケース添えてゆっくり竜頭を深めに押してください。
ヒンジの力を借りず左手を添えながら開ける感じです。
逆に締める際にはゆっくり竜頭を深めに押してケースを戻してから竜頭の高さを戻してください。)
約150年前の大変古い品ですが、もちろん可動品です。
螺旋を持ったフュジーを格納しており、機械内部の作りが横から見れます。
通常の時計に較べて構成部品が多く、細工も多く施され、
当時、鎖引きではない時計に比べ高級品であったことは容易に想像されます。
(もともと懐中時計自体が高級品ではありますが)
オーバーホール歴は不明ですが、鍵での操作は円滑で、初心者でも簡単に操作できると思います。
画像にある2種の鍵が付きます。
(可動品とのみ保証させて頂きます。
諸事情により、2020年12月より参考値は平置きのみ記載させて頂きます。
実用性、永続的使用を求められる場合には定期的なオーバーホールをお願いします。)
【サイズ】
竜頭含まず約41mm。
厚さは約13.5mm。
重さは61.5g。
分厚さがありながら、上品さも兼ね備える一品です。
フュジーの中では小さく、このサイズ自体が最大のウリかもしれません。
大型の品が苦手な方にもお薦めします。
文字盤の作り、色合いに品があり、長くお楽しみ頂ける一品です。
銀無垢のケースも高級感があります。
ぜひこの機会にコレクションに加えてください。
画像データを
Googleフォトに永久保存しております。
Googleフォト内で拡大画像を確認することもできます。購入希望者には必ずご確認頂き、ご購入をよろしくお願いします。
※各画像は、
右クリック→ ”名前を付けて画像を保存する” にて拡大して確認できます。
相違を防ぐため、購入される方は事前にご確認ください。お手数お掛けしますがよろしくお願いします。
【発送】
日本全国一律800円(梱包料込み)
ゆうぱっくにてお送りします。超過分はこちらで負担いたします。
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