【商品紹介】
1930年前後に製造されたアバクロンビー（Abercrombie & Fitch）のアンティーク懐中時計です。
スイスで作られた一品で、特徴としては何と言ってもアラーム機能です。
アラーム機能は生きており、「レレレレレ」と元気になります。
竜頭を押すことでアラームの鳴る時刻を設定でます。（文字盤上、矢印が動きます。）
アラームのオンオフはインナーケースのAlarm-Stopにて可能です。
約90年前に作られた品で、このような複雑機構が故障せずに残っているというのは嬉しいですよね。
当時の職人の技術、そして受け継がれてきたことに驚かされると思います。
文字盤はメタル仕様。
時刻フォントと針の作りから、軍用時計のような風貌をしています。
大きさは49mmサイズ、視認性も良く、普段使いにも卓上用にも良いです。
時刻合わせは11時上のダボを押した状態で竜頭を回してください。
竜頭周りの操作性も良く、初心者でも円滑に時刻合わせ、ゼンマイ巻きができると思います。
文字盤に経年・使用による汚れや傷はありますが、
アンティーク品とご理解頂ける方にお楽しみ頂ければ幸いです。
ケースはおそらくニッケル製。
特徴としてはヒンジが竜頭側あり、通常とは逆の向きにバックケースが開きます。
バックケースには細工が無く、シンプルな作り。
前述の通りインナーケースのAlarm-Stopにてアラームのオンオフが可能です。
経年・使用による擦り傷や汚れも少なく良い状態のケースです。
表裏面ともに隙間なく閉まり、開閉に問題はありません。
開ける際は爪では無くオープナーの使用をお薦めします。
ムーブメントは15石仕様。
さすがアラーム機能がある時計で、複雑機構をもつ一品です。
当時の職人技に驚かされると思います。
錆や傷は少なく可動品です。
オーバーホール歴は不明ですが、日差は平置きで約+30秒、縦置きで約-3分という状態です。
平置き優先にしておりますが、緩急針で適宜調整頂ければ幸いです。
（アンティーク時計の為、可動品とだけ保証させて頂きます。
正確性、継続的可動、定期的日常使用を求められる場合には定期的にオーバーホールをお願いします。）
【サイズ】
竜頭含まず約49mm。
厚さは約14mm。
重さは89.1g。
日本人に人気の高い49mmサイズ。
複雑機構からか、ケースの厚みからか、約14mmと分厚さを感じる一品です。
文字盤も軍用時計のようで、アラーム付きの珍しいスイス時計です。
オーバーホール歴が不明で、アラーム機能も100％ではない可能性がありますが、
これだけの複雑機構の一品がこの値段というのはそうは無いと思います。
珍しい機械式アンティーク懐中時計をお探しの方にお楽しみ頂ければ幸いです。
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